FXでトータルで勝つために、絶対に覚えておくべきことがあります。
それは、**「わかりやすい相場だけを選んで勝負する」**ということです。
1. なぜ“わかりやすい相場”だけを狙うべきなのか?
FXの世界には、はっきりとトレンドが出ていて、誰が見ても「上がっている」「下がっている」と分かる相場が存在します。
このような場面では、素直に流れに乗れば利益を上げやすいです。
一方で、上下に細かく振れて方向感がない相場や、大きな指標発表直後で乱高下している相場では、プロでも判断が難しく、勝つことは容易ではありません。
つまり、難しい相場に無理に手を出すこと自体が負けの原因になります。
無理にすべての場面でトレードする必要はないのです。
2. 具体的な「わかりやすい相場」とは?
- 明確な上昇トレンド・下降トレンドが出ている
- 押し目や戻りが素直に機能している
- 重要なサポート・レジスタンスラインでしっかり反応している
こういった相場では、テクニカル分析も機能しやすく、ルール通りのエントリー・エグジットがしやすいです。
3. 難しい相場を避ける判断基準
逆に、次のような場面ではトレードを控えるのが賢明です。
- ボラティリティ(値動きの幅)が異常に狭い(レンジ)
- 指標発表直後で大きなヒゲを連発している
- 1時間足や4時間足でトレンドの方向がバラバラ
- サポートやレジスタンスを抜けてもすぐ戻ってくる(だましが頻発)
「今日は相場が汚いな」と感じたら、**“ノートレードも立派な戦略”**です。
4. 相場を選ぶこと=未来の勝ちを選ぶこと
FXでは、エントリーする前から勝負は始まっています。
「わかりやすい相場か?難しい相場か?」
これを冷静に判断できるかどうかで、トータル成績は大きく変わります。
勝ち続けるトレーダーは、
- チャンスが来たら攻める
- チャンスがないなら一切手を出さない
これを徹底しています。
まとめ
FXでトータルプラスを目指すには、
「わかりやすい相場でのみ勝負する」
「難しい相場では潔く休む」
この2つが最も重要なルールです。
焦って難しい相場に手を出すよりも、じっくり待って、“勝てる時だけ勝負する”スタイルを身につけましょう。
それが、長く勝ち続けるための最短ルートです。
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